FXはリスクを比較的コントロールしやすい取引だと言われています。それは「ロスカット」というシステムがあるからです。
ロスカットとは何なのか?どんなシステム?を説明していきます。
この記事の目次
ロスカットとは?
ロスカットとは、FX会社の取引ルールに基づいて「強制的に執行される決済」のことになります。
通貨ペアを保有し、一定の証拠金維持率になると自動的に保有中の通貨が決済されてしまうことをロスカットといいます。
例えば、米ドル円(USD/JPY)レートが100円の時に10万通貨買ったとします。レートが円安に向かうと予測して買ったものの、レートは逆方向へ。次第に円高へ向かい、レートは97円台に。その時点でロスカットレベルに達し、保有中のUSD/JPY10万通貨が自動的に決済され損失30万へ。
これは一例ですが、どのFX会社を利用しても一定の証拠金維持率に達すると必ずロスカットは実行されます。
その前にマージンコールがくるので、必ず対処しましょう。
ロスカットをメリットと捉える
誰しも損失が出てしまうのは避けたいところですが100%利益がでる保証はありません。しかし、FXではロスカットのシステムがあるので最低限の資金を保護することが可能なのです。
残った資金を活用して、次の取引でプラスにすればいいだけなので、ロスカットはFX投資に不可欠なものと切り替えましょう。